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MS-09RU リックドムU




リックドムU(ツバイ)


バズーカとヒートソードはトローペンから拝借


<機体>
陸専用MSとして開発されたMS-09ドムだったが、戦場の舞台が宇宙に移り、ゲルググの開発・配備が遅れたことから、ドムを改修し宇宙用MSリックドムが開発された。
リックドムUはその後継機にして、統合整備計画により改善された第2期生産型MSである。
統合整備計画とは、それまでの規格の違うMSの規格を統一し、整備性や生産性、パイロットの訓練性を向上させるための計画である。
しかし、それが行われたのは戦争末期であり、第2期生産型MSの数は多くは無い。
リックドムUもあらゆる点でリックドムを上回り、リックドムの配備をそのまま引き継ぐ予定だったが、間に合わなかった。
後にネオ・ジオンの前身、アクシズでドライセンの開発母体となったのも、このリックドムUだという。


(以下旧文まま)
プラモ会にて大学時代の後輩の、ヘタレT氏より託された旧キット・リックドムUです。
旧キットとはいっても、ポリキャップを使用していますし、成型色も多色成型色、そしてスナップフィットモデルです。
旧キットゆえに稼動範囲や細かいパーツが少ないせいか、かなり簡単にできました。
そのため、ただ素組みではつまらないと思い、合わせ目消しをいつもより丁寧に行い、カラーリングもおなじみのドムカラーではなく、説明書にあった設定画カラーにしてみました。
製作は一応、スナップフィットモデルですが、接着剤を使用しています。合わせ目消しはいつものプラモ用接着剤による簡易合わせ目消しを行い、板やすり、棒やすり、紙やすりで消しました。
ただ、甘かったのはやはり旧キット。合いが悪くて完全に消せなかった合わせ目もあります。完全に合わせ目を消すならば、更にパテを使用するのですが……さすがにそこまでは。
塗装も今のキット程パーツ分割ができないので、塗装しにくかったです。むらが出てしまった箇所もあります。
塗料は、グレー、セラミックブラック、ガンメタル、レッド、ホワイト、メタリックグリーンです。
残念なのは武器がバズーカしかないことです。せめてあとヒートサーベルくらいは欲しかったです。それでも定価700円でこのできなのですから、悪くはないでしょう。
やはりドムは重MSでがっしりした体型がいいですよね。最近のドム・トルーパーは、ドムの名を冠するにはほっそりしすぎていると思います。


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