1/100 MG
RX-0 ユニコーンガンダム(チタニウムフィニッシュバージョン)

電撃ホビーマガジン付録
ユニコーンガンダム・ヘッドディスプレイベース







ユニコーンガンダム・ユニコーンモード



各部アップ


コックピット


武器装備


シールド


バズーカ


ユニコーンガンダム・デストロイドモード


各部アップ


武器装備


シールド


ビームマグナム


バズーカ


ビームサーベル


ビームトンファー


ユニコーンガンダム・ヘッドディスプレイベース


ユニコーンモード


デストロイモード



<機体解説>
連邦軍の宇宙軍再編計画のひとつである「UC計画」の最終段階の実験機として開発されたのがユニコーンガンダムである。
アナハイム・エレクトロニクスが中心となって開発されているが、ビスト財団も大きく関与し、最終調整はビスト財団の手によって行われた。
兄弟機にシナンジュ、2号機にバンシーが存在している。
通常時の姿はユニコーンの名の通り、純白の機体色であり頭部に縦に長い角がついている。そのためそれまでの「ガンダム」とは思えない姿をしている。
また初めて機体すべてにサイコフレームが使用されており、追従性は極めて高くなっている。
NT-Dシステムが発動すると全身の装甲がスライドし、内部のサイコフレームが露出し赤い燐光を発する。そして頭部も一角が開きV字アンテナに変わり、フェイスガードの奥からガンダムフェイスが現れる。
「ガンダム」としてはこちらが本当の姿といえる。
NT-Dシステムとは表向きはニュータイプ・ドライブ・システムとされていたが、真の名はニュータイプ・デストロイヤー・システム、「ニュータイプを駆逐するシステム」であった。
発動条件はユニコーンモードの一角アンテナがNTの存在を感知すること。それにより自動的に機体が変化する。
またパイロットの脳波を読み取り機体制御に反映するサイコミュオペレーションシステムも搭載されており、フルサイコフレームの追従性も合わせて極めて高い、また柔軟な機動性を獲得している。
しかし、それらはパイロットはもちろん機体にも多大な負担を与えるため、使用時間に制限が設けられている。

ちなみにNT-Dシステムと同じコンセプトであるシステムにEXAMシステムがある。
両システムは類似点が多いが決定的に違うのは、EXAMシステムはオールドタイプの使用を前提とし、NT-Dシステムは強化人間が使用することを前提としていることである。
これはEXAMシステムに機体とパイロットの両方が持たないという問題点を、機体は技術進歩がクリアしたがパイロットへの付加問題は解決できなかったため、と推測される。

最終調整を行っていたビスト財団のカーディアス・ビストの手により地球連邦政府に多大な影響を与えるといわれる「ラプラスの箱」の在り処を指し示すラプラスシステムが極秘裏に搭載され、そのとこがユニコーンの運命を決定づけることになる。
ラプラスシステムは一定条件下で発動すると「ラプラスの箱」の手掛かりを指し示すようになっている。
またこのシステム搭載時にNT-Dシステムにもてを加えられ、敵NTを感知しなくともパイロットのNT能力を感知して発動するようになった。

パイロットは最終調整を行っていたインダストリ7の工専学生であった、バナージ・リンクス。
死に際のカーディアス・ビストの手により生体登録が行われ、ユニコーンガンダムはバナージにしか操縦することができない。

<キット>
先に発売されたMGユニコーンガンダムの特別版。
特別な製法により「白いメッキ」を表現しています。
「チタニウムフィニッシュ」とは顔料にチタンを含んでいることと、ガンダリウム合金の別名「ルナチタニウム」からちなんで名づけられています。
そのためこれまでとは違った輝きを持つキットとなっていますが、変形のため分割パーツが多いユニコーンではゲート跡が目立ってしまい、またその特殊なメッキのためこれまでの修正ができないという問題点があります。
またMGユニコーンの問題点としては、完全変形を実現しているため、設定どおりの変形だと頭身が高くなり全体のバランスがこれまでのMGと大分変わってしまうことです。 また外れやすい、変形が戻りやすいパーツが多いのも困りものです。

ディスプレイスタンドは電撃ホビー付録のもの。
貼ってあるマーキングシールは次号付録のもの。
変形により2タイプ楽しめるというものです。
本来はHG用なのですが、改造によりMGユニコーンにも使えるようにしました。

<製作>
行きつけのトイザラスで通常版より1000円高いだけの投げ売り価格で売られていたので購入し、誕生日プラモとしました。
元々興味があり、いつかは手を出してみたいと思っていたのでちょうどいい機会でした。
チタニウムフィニッシュということでほとんど塗装はありませんでしたが、力を入れたのが二点。
クリアーのサイコフレームの表現と、目立つゲート痕修正です。
サイコフレームはやはりクリアーの宿命ゆえ質感が軽くなってしまうというのを、LEDミラージュver3でも行った裏側にシルバーを塗装して表面にもクリアー系を塗装するというもの行いました。
裏にシルバーを塗り、場所によって露出するところは更に上にブラックやグレーを塗装。表面には透明度をあげるためと、本体のチタニウムフィニッシュにひけをとらないようにとクリアーレッドを塗装してデストロイモードの赤を協調しまいした。
ゲート痕はツヤありホワイトにシルバーを混ぜたもので誤魔化しました。

ちなみにその象徴的な角ですが、変形用の角は一回の変形で見事に壊してしまいました。
細く小さなパーツで修理に難儀しましたが、なんとかなりました。
その修理後等が目立ってしまうので塗装でなくシールを使用しています。
金箔だったかの特別版は一回貼ったものの、定着が悪くすぐにはがれてしまったのであきらめました。
チタニウムフィニュッシュはなかなかいい質感を出してくれますが、墨入れやデカールと相性が悪いとか、傷が付きやすいとかいろいろ問題点がありますね。
それと今回、ユニコーンの機体色に合わせて背景を濃紺にしてみました。
こちらの方が白が引き立つと思います。場合によっては使い分けようかとも思っています。



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